バスティン3「D♭メジャー スケールと主要三和音」練習 例によって図にまとめました~

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今回も図ばっかりですw

変ニ長調の音階と主要三和音の整理。指使いの話と、転回形の確認しときました!

 

D♭メジャースケール(変ニ長調の音階)

オレンジ色は調号の♭が効いてる音符という意味です。

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変ニ長調音階の鍵盤上の位置

変ニ長調音階
(D♭メジャースケール)
レ♭ ミ♭ ファ ソ♭ ラ♭ シ♭ レ♭

 

指使い等はコチラにまとめてあります↓

5♭ 変ニ長調(Dフラットメジャー)
変ニ長調の概要ページです。音階は「レ♭」から始まる明るいドレミで、調号は♭5つ、五度圏では7時の方向に位置します(嬰ハ長調とは異名同音の関係にあります)。五度圏:7時の長調(♭)調号:♭5個フラットが「シ」、「ミ」、「ラ」、「レ」、「ソ」に

黒鍵ばっかだけど、案外弾きやすいんですよねw

 

で、その指使いなんですが、

左手の一番高い「レ♭」は2指か3指か

バスティン3巻では3指になってます!

バスティン3巻、変ニ長調音階の指使い

『バスティンピアノベーシックスレベル3』, p. 40より

ええっ!? 2じゃないの??

確かバーナムもハノンも一番高い音は2だったような・・・

↓左右どっちも四角で囲んじゃったけど、注目して欲しいのは左手の方

バーナム全調の場合

バーナム全調の変ニ長調音階の指使い

『バーナムピアノテクニック全調の練習』, p. 32より

 

アノンの場合

ハノンの変ニ長調音階の指使い

『ハノン・ピアノ教本解説付きNew Edition(音友)』, p. 65より

2オクターブ以上弾くときは3だけど、ここで上行は終わりってときは2になってます。省力化っていうか、なるべく動きに無駄がないようにってことですよね多分。。。

今回のバスティンの3指指示は、とりあえず1オクターブで練習するけど、2オクターブ以上も視野に入れて3ってことかな?

でも、こういうの初心者はすごい戸惑うんですよね・・・(;´∀`)「は??何でいきなりここ指番号飛んでるの??」ってw

自分はスケールだけ先に全部一通り練習やってみたとき、嬰ヘ短調の旋律的短音階指使いで最初「(゚Д゚)ハァ?」ってなりましたw あれはホント初心者を惑わす魔の音階だと思うww(・・・あれっ?自分が鈍いだけ・・・?(;^ω^))

まあ実際弾いてみると、下行の鍵盤の位置的にそうせざるを得ないってわかって、「ああ~」ってなるんですけどw

 

D♭メジャー(変ニ長調)の主要三和音

Ⅰ;主和音;トニック;D♭

前回先取りしちゃったけど、改めて(今回は少しでも見やすいように四角で囲んでみたよ)。

音階の1,3,5音

変ニ長調音階と主和音

D♭メジャーの位置

変ニ長調音階
(D♭メジャースケール)
第1音 第2音 第3音 第4音 第5音 第6音 第7音 第8音
レ♭ ミ♭ ファ
ソ♭ ラ♭ シ♭ レ♭

変ニ長調の主和音=レ♭+ファ+ラ♭=D♭

指使いは普通に

  • 右手:1,3,5
  • 左手:5,3,1

らしいです。

音階の運指からして、てっきり黒鍵は親指使っちゃダメなヤツかと思ってた超超初心者時代もありますたww(;^ω^)

 

Ⅳ;下属和音;サブドミナント;G♭

下属和音は音階の第4音をルートとして3度ずつ重ねた和音だったから、、、

変ニ長調の下属和音G♭

変ニ長調のⅣの和音G♭

 

変ニ長調音階
(D♭メジャースケール)
第1音 第2音 第3音 第4音 第5音 第6音 第7音 第8音
レ♭ ミ♭ ファ
ソ♭ ラ♭ シ♭ レ♭

変ニ長調の下属和音=ソ♭+シ♭+レ♭=G♭

 

グループじゃなくても下属和音でG♭出るわ!

そうか!「グループ3」には入ってなくても、こうやってⅣ、Ⅴ7の和音として両隣の和音出るんだった!(テキストで調が出てくるのが久々過ぎてすっかり忘れてた・・・)

 

五度圏上の関係調の位置関係

五度圏上の関係調

↑これをぐるーっと回転させて、、、↓

D♭と関係調Ⅰ、Ⅳ、Ⅴ

てことで、

変ト長調でも確認

G♭のホーム・変ト長調の音階の1,3,5音

変ト長調音階と主和音G♭

G♭メジャーの位置

変ト長調音階
(G♭メジャースケール)
第1音 第2音 第3音 第4音 第5音 第6音 第7音 第8音
ソ♭ ラ♭ シ♭ ド♭ レ♭ ミ♭ ファ ソ♭

変ト長調の主和音=ソ♭+シ♭+レ♭=G♭

うん。オッケー。

でもバスティンで使うのは第2転回形だから、、、

G♭の転回形

鍵盤上の位置と指使いの図

G♭の転回形と運指

例によってテキストに載ってるのは第2転回形の指使いだけ。

第1転回形の指使いは確認とれてないけど、今までのパターンからして多分これでいいはず。。。

 

Ⅴ7;属七の和音;ドミナントセブンス;A♭7

音階の第5音をルートとして、3度ずつ4つ積み重ねた和音だから、、、

変ニ長調音階2オクターブと属七の和音A♭7

変ニ長調の属七の和音A♭の鍵盤上の位置

変ニ長調音階
(D♭メジャースケール)
第1音 第2音 第3音 第4音 第5音 第6音 第7音 第8音 9 10 11 12 13 14 15
レ♭ ミ♭ ファ ソ♭ ラ♭ シ♭ レ♭ ミ♭ ファ ソ♭ ラ♭ シ♭ レ♭

変ニ長調の属七の和音=ラ♭+ド+ミ♭+ソ♭=A♭7

 

7thってホント紛らわし!

属七の和音=根音+長三度音+完全五度音+七度

属七の和音 - Wikipedia

だから、A♭(メジャートライアッド)+

って考えていい・・・んよね?

これなー、短七なんだから、ただの7じゃなくて「m」とか「♭」とか「-」とか付けるようにして欲しかったなー・・・

あー、でもこうやってルート音が♭付きだと、A♭♭7とかになって、ダブルフラットみたいになるし、「m」もメジャーかマイナーかわからんくなって紛らわしいかー・・・(´ε`;)ウーン…

コードネームって、表記のルール分かれば合理的なんだろうけど、パッと見、決して直感的ではないですよね(;´∀`)

最初「◯◯マイナー・メイジャー・セブンス・フラッティッド・フィフス」とか聞いたとき、「嗚呼・・・自分はもうダメかもしれない・・・orz」としか思えなかったしw(最近やっと少しだけわかってきました。。。)

 

さて、例によってテキストで使うのは、第1転回形の第5音省略形

A♭7の転回形

テキストには全く指使い載ってないので、鍵盤上の位置だけ転回させて確かめてみる

A♭7の転回形 鍵盤上の位置

で、実際使うのはコレ↓

A♭第1転回形・第5音省略形の指使い

この指使いしか載ってない・・・

 

いつものⅠ→Ⅳ→Ⅰ→Ⅴ7→Ⅰ進行の練習

 

何か今回も前回とあんま代わり映えしない感じの見た目の記事になっちゃったけど、次回からは練習曲に入りまーす!(゚ω゚)ノ

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