和音弾くとき、少し手の角度変えたり、鍵盤の奥の方弾いたら楽になった話

スポンサーリンク

※この記事の2章以降の内容は、飽くまで筆者個人の現段階での話です。手の形、大きさ、柔軟性等は個人差があるので、飽くまで叩き台としてご覧になり、それぞれ自分に合ったやり方を試行錯誤してください_(._.)_ 

D 2nd inversion left hand angel and position

前回のバスティン2の記事で、

Dの第2転回形

  • 右手の5指で黒鍵がうまくつかめないー
  • 左手でのスタッカートがキツイー

ということを書きました。ほんとにどうしたもんかと思ってたんですが、あるサイトにヒントがあったので、それを元に試してみたら手がだいぶ楽になったので、そのことをちょっと書いて見ようと思います。

 

ヒント

この前のバーナムピアテクの記事(和音と重音の違いのところ)でちょっと触れたサイトの別ページなんですが、

ピアノが上達しない5つの理由と練習のポイント [ピアノ] All About
それなりにピアノの練習をしているのに、なぜか上達しない、上手くならない……。そこには上手くならない理由があるんです!練習の成果を出して上達するためのピアノの練習のポイントをご紹介します。これを読んで、脱初心者を目指しましょう。

この中に「黒鍵から指がすべってしまう」という話があって、

たいてい指を置くポジションを調整することで解決できます。黒鍵は高さがあるので、指を鍵盤と水平に置いたり立て過ぎると、すべったり音の粒が揃わなかったりしがちです。手首を柔らかくして、黒鍵に対して少し斜めに指を置いたり少し寝かせて弾くことよって、すべる確率は減ります(上記ページより引用)。

(・o・)!この発想はなかったわー。いつもきれいにまっすぐ手を置かないといけないもんだと思い込んでました…。無理してまっすぐにしなくてもよかったんですねw

これを踏まえて、自分の手を見なおしてみると・・・

 

右手(Dの第2転回形の分散和音)

まず右手:A→D

分散和音でできたメロディ

「ロックのリズムで」のメロディ部分。これは和音じゃなくて、和音がバラけたヤツなので、ブロークンコード、分散和音かな?これを弾く手をチェックします。

その前に分散和音とアルペジオの違い

ちょっと気になったんで先に横道にそれますスイマセンw

アルペッジョ - Wikipedia

アルペッジョあるいはアルペジオ (伊: Arpeggio) とは、和音を構成する音を一音ずつ低いものから(または、高いものから)順番に弾いていくことで、リズム感や深みを演出する演奏方法。

アルペッジョは分散和音の一種であるが、・・・(中略)・・・、ランダム発声や同音反復を含むパターン(例:ドソミソ)はこれに該当しない。ただし、日本においては「分散和音」と「アルペッジョ」は厳密に区別されることなく使用されることがある(太字筆者)。

つまり、

  • 分散和音=和音をバラけさせて鳴らすもの
  • アルペッジョ=分散和音の中でも特に、下からあるいは上から順番に鳴らすもの

ということみたいです。

分散和音が大きな括りで、アルペッジョはその中に含まれると。

…ってこれ、数学の「集合」の話かよ(; ・`д・´)

301 Moved Permanently

アルペッジョは分散和音の部分集合である!…多分w

 

・・・ん?・・・もしやあの音は、、、

 

ピンポンパンポ~ンはアルペッジョだった!

学校とか役所とかデパートとかどこそこでよく聞く放送開始の合図「ピンポンパンポ~ン♪」

ドーミーソード~♪だから、下から順番に鳴ってる!これアルペッジョですね!

ってこれ、バーナムピアテク1巻・グループ5の6,7番でさんざん練習した形やんww あの時は全然気づかんかったけど…。

この動画のはドミソドだからハ長調っと。

あれぇ?近くの学校から時々聞こえてくるのは「ラード♯ーミーラ~」(イ長調)だったけどなあ。ま、好きに移調すればいいんだけどw

 

 

で、えーと話戻って、今回の右手メロディは、ララド♯ミ、ララレファ♯と「同音反復を含むパターン」なんで、アルペッジョではないですね。こっちは分散和音っと。

 

さて、ではやっと手の置き方を見ていきますw

改善前

下図左側)Aはまっすぐ手を置いても全然問題ないんですけど、

下図右側・青い手)Dで小指がすべってすべって・・・w(まあ自分の場合、まだ小指が弱すぎるっていうのもあると思うけども)

改めて自分の手を見たら、Aのまんまのポジションで、手を開いて指だけでDも弾こうとしてて・・・

自分の手の写真も試しに撮ってみたんですけど、手が鍵盤にかぶさってイマイチよくわからなかったんで、イメージ図で示しますね。

Aのときより若干角度を変えてみる

改善後

上図右側・黄色い手)それを、気持ち角度をつけてみて、さらに手の位置を奥に(黒鍵側に少しだけ深く)動かしてみたら、だいぶ弾きやすくなりました!

 

左手(Dの第2転回形のポジションと角度)

左手も見てみたら、かなり無理な角度で力んでスタッカートしてました。

そら痛くなるわ…っていうw(;´∀`)

改善前

 

左手痛い

これも小指をほぼAのポジションから変えずに、手を手前に置いたまま、手首を内側にグリっと曲げて弾いてましたw(黒鍵の間を弾くのは2指のみという状態)

改善後

鍵盤の奥を弾いたら楽になった

これを今度は手首にあまり角度をつけずに、手の位置をぐっと奥の方へ持って行って、小指も黒鍵の間を弾くようにしたら、だいぶ手首が楽になりました!

しかも和音のバランスまでよくなったような気がします!

まあ、2指がかなり鍵盤の奥の方弾くから重くなるんだけどね、テコの原理的に。でも元々2指のレばっかりが強すぎて他の音が聞こえないっていう状態だったから、逆に音のバランス的にはいいのかなとw

 

まとめ

弾きにくかったら、いかに無理なくできるか、手の角度とか位置とかいろいろ試してみないとですね~。

習ってる人とかだったら、こういうのって、先生に指摘されて即解決するような何でもないことかもですけど、自分にとっては目からウロコ的なあれでしたw

まあこういう過程も独学の楽しみかなっとw(効率悪いけどww)

 

裏話

実は、今回の記事の図を描こうとして、鍵盤図のズレに気付いたんですよ(;´∀`)

久々に例の図を引っ張りだして、加工しようと拡大してみたら「ぬわっ!?ナニコレ高さがおかしいΣ(゚Д゚)」、と。

それで例の訂正記事を出したのでした。

以前配布したフリー素材鍵盤図のズレに関するお詫びと訂正。そして再配布について
申し訳ありません!以前のこのブログの記事で配布したフリー素材の鍵盤図に微妙なズレがあることに今頃気づきました。この度、訂正して再UP致しましたので、よろしければ、今一度DLしてご利用ください。以下にどこがどうおかしかったのかを説明しています。

 

(あ、和音の指使いもちゃんと図描いて、いずれサイトにまとめたいな)Oo。.(¦q[▓▓]

 

コメント


Warning: realpath(): open_basedir restriction in effect. File(/tmp) is not within the allowed path(s): (/home/klavier2/qdadino.net/) in /home/klavier2/qdadino.net/public_html/wp-includes/functions.php on line 2124