やさしいポリフォニー①「かえるの歌」練習

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お馴染みの「カエルの合唱」とはちょっと違う展開に最初戸惑いましたがなんとかなりましたー

(記事投稿時(2月頭現在)はカエルさんは冬眠中だと思うので、全く時期が合ってなくてスイマセンw)

 

こんな曲

いや、この曲知らない方なんて多分いないと思うんですがw、ポリフォニーアレンジはこんな感じになってます。

動画

まず「クワッ、クワッ、クワッ、クワッ」が先に来る斬新なアレンジ。

落ちてくるノートも雨っぽい青っぽい色にしてみましたが、今(冬)見ると寒そうかもw 世はこれから花粉シーズンに入っていくわけですが・・・(ヽ´ω`)、気分だけはもう初夏になったつもりでご覧あれw マリンバの音も湿気がありそうでしょ?

マリンバのサウンドフォント、音いいんだけど、高音のアタックに「プチッ、プチッ」っていうノイズが入るのが残念>< 耳痛かったらゴメンナサイ。まあ、雨粒が傘を打つ音ってことにして勘弁してくださいw

 

曲の概要

ジャンル カノン・輪唱
元ネタ ドイツ民謡
標語 元気よく
拍子 4/4
強弱 ほぼずっと mf
最後だけ:だんだんゆっくり

 

ドイツ民謡やったんか!?

※2018年2月5日追記

「カエルの合唱」のドイツ語について、ご指摘をいただきました。本当にありがとうございます!正しい情報はこちらのリンク先のブログ様をご参照ください。

『「かえるのうた」の正式な題名は?歌詞は?ルーツは?謎と解答のまとめ』
「かえるのうたが きこえてくるよ・・・」 およそ日本に住む人のほとんど100%(外国人の方々は除く)が知っていて、かつ歌えるであろう、「かえるの合唱(かえるの…

 

 

↓以下の記述は、不正確な情報に基づく不正確なものとなっております。すみません。

 

てっきり日本の童謡だと思ってたわー。。。

ドイツ語歌詞も「出典不明だが、ネット上に広まってるもの」ってことで、引用の引用になりますが↓

Ganze Sommer nächtelang,
hören wir den Frosch gesang;
quak quak quak quak,
kae kae kae kae kae kae kae kaek
quak quak quak.

意味は

夏はずっと、夜通し、我々はカエルの鳴き声(歌)を聞く。
(以下鳴き声)

みたいな感じかな。

まあ、そんな日本語歌詞と変わんないですねw

 

※正しくは「kae」ではなく「kä」らしいです。「nächtelang,
hören」はウムラウト使ってるのに、「kä」は
なぜか「kae」になおされてるっていう謎の交ぜ書きが出回ってたんですねw

なので、以下の歌詞も完全に間違いです。「カエカエカエカエ」ではなく、「ケーケーケーケー」

 

せっかくなんでドイツ語で歌ってみませう!

発音書いたったwwww(だいたいあってると思ふ)譜割りはテキトーw

※追記「カエカエ」のところは間違いです。

カエカエカエカエ…ちょっと笑うw

ちなみにフロッシュ=カエル。英語のフロッグとちょっと似てるよね

(たしか『フェアリーテイル』にネコのくせにカエルのきぐるみを着たフロッシュってヤツがいたような・・・フローもそーおもう)

ドイツ語は、

  • ウムラウト(母音の上のちょんちょん)で音が変化する
  • 語尾のb, d, gの濁りが消える(というか無声子音になる
  • w=ヴ
  • v=フ

とかいろいろあるんでこんな感じの音になるます。(文法は全て忘れました\(^o^)/)

まあ、語尾じゃなくても、途中で区切れるとこは濁りが消えたりしてややこしいんだけど・・・

例えば、

原語 こんな感じ 日本ではよく 備考
Siegfried ジーフリー じーくふりー
(中途半端w 惜しい)
母音の前のSは濁る ズィーク
Sigmund Freud ジームン・フロイ 精神分析のあのフロイト eu=オイ
Burgmüller ブルミュラー ぶるみゅらー 英語だとバーグミュラーとか、バーグマラーとか言うんだろうか?
Richard Wagner リヒャル
・ヴァーナー
わーぐなー、
わぐなー とか
ch=ハとかヒとか。Bach(バッハ)のハ

とかとか。

あ、でももう定着してるカタカナ表記をを今更変えろとかうるさいこと言う気は無いですから!w うへぇ・・・コイツうぜぇ~って思わないでちょ!!ww

だって、似たような綴りで英語読みだのフランス語読みだのあるんで!

同じHenryさんが違う国に移動するとこうなるんだから(綴も若干変わります)

英語 フランス ドイツ ポルトガル
ヘンリー アンリ ハインリッヒ エンリケ

カタカナも日本語読みってことでもういいよねw

 

※上記の内容はほんとに入門レベルの知識なんで、厳密には違うとかあるかもしれません。興味のある方は、ちゃんと専門的に学んでみられることをオススメします!

 

はいっ、脱線はこんくらいにして、練習練習!

ポジション移動にちょっと引っかかった(;´∀`)

たしか小1ぐらいだったか、この曲鍵盤ハーモニカでめっちゃ弾いてた気がしますw(もちろん右手だけですが)

でも「聞こえてくるよ~」のとこでラまで上がるから絶対指足りなくなるはずなんよねー。どうやってたのか全く思い出せない。。。w

  • 5指をまたいで4指でラを弾いてたのか
  • テキトーに動かして、変なとこで音が切れても、そもそも「レガート」っていう概念がなかったから何も気にならなかったのか
  • 1本指で全部ぶつ切れに弾いてたのか
  • それとも何らかのポジション移動の指導があったのか

全然記憶ないし、手も全く覚えてないw

 

このテキストでは途中でサッとポジションずらすようになってます。

丸つけとかんとすーぐ忘れるw

この動き、ほんと苦手なんですよねー(;´∀`) 頑張って弾き慣れたけど。

 

あ、録音終わって、動画つくってから運指思いついた!

普通にスケールの指使いを適用すればよくね?こんな風に↓

む・・・かえってややこしくなったような・・・?(;^ω^)

ま、まあ、指くぐりとかかぶせとかの練習にはいいんじゃないでせうか?w

 


コメント

  1. カエカエカエカエカエ?
    クワーククワーク(・∀・)
    フロッシューゲーザンク!( ゚д゚ )

    • wwwwww
      Gut gemacht!!( ´∀`)b(グート ゲマハト!=GJ)

  2. サガフロンティア2でドイツ語が嫌いになった大竹氏が通りますよ!(笑)
    日本語のタイトルだったらもっと人気が出たと思っています!(^◇^)

    ヨハン・セバスティアン・小川さんの、そして鍵盤楽器の歴史上最高傑作である、
    “Goldberg Variations”、いまだに「ゴールドベルグ」って表記されてあるの見かけます。
    ドイツ語がワケワカメな大竹氏も「ゴールトベルク」って呼んでますよ!

    ありがとう、サガフロンティア2・・・いや、ドイツ語には興味ありますよ、
    ベートーヴェンの第9とか歌ってみたいですしね!(^^♪

    • >サガフロンティア2でドイツ語が嫌いになった大竹氏が通りますよ!(笑)

      マジですかwww 自分は第ニ外国語ドイツ語だったおかげで、フロ2のサントラ曲名は「読める!読めるぞぉ!!」って興奮しましたww
      逆に「Piano Pieces“SF2”Rhapsody on a Theme of SaGa FRONTIER 2」の曲名が記号と番号ばっかりで、この前シトワイヤン卿に教えていただくまで、なかなか聞く気になれずにいたんですよ(;^ω^) 番号苦手なんで、ちゃんと聴かないと、どれがどの曲って覚えられないw

      ドイツ語はいかつくて無駄にカッコイイ響きなんで、ゲームでよく使われるんで、それ関連ではめっちゃ役立ちますねw

      >ヨハン・セバスティアン・小川さん

      そうそうw 小川さんww なんか急に親近感わきますよねw

      >日本語のタイトルだったらもっと人気が出たと思っています!(^◇^)

      かもしれませんねw イトケンから急に変わった戸惑いもあったでしょうし。
      でもあれはあれで、浜渦正志ここにあり!を印象付けるインパクトは凄かったと思いますw

      >ドイツ語がワケワカメな大竹氏も「ゴールトベルク」って呼んでますよ!

      偉いっ!!
      多いですよね、英語とドイツ語を中途半端に混ぜたようなカナ表記w
      でも、知らない人はカナ書きを信じるしかないんで悪くないですよね。自分もフランス語とか、チェコ語とかサッパリわからんしw
      悪いのは最初にテキトーなカナ書きを広めた人です!ww

      >ありがとう、サガフロンティア2・・・いや、ドイツ語には興味ありますよ、

      てことはシトワイヤン卿は第二外語、やっぱフランス語でしたかw

      >ベートーヴェンの第9とか歌ってみたいですしね!(^^♪

      卿ならすぐに合唱のお誘いが来そうですけどね!
      今度は歌動画期待してますよっw まずは「魔王」からどうですか?「マイン ファーター マイン ファータ♪」ww

  3. この曲、弾いてみました。なかなかのアレンジ譜と思いました。それにくださんの演奏と音選びは感じが出てるし、記事の調べっぷりが凄いです!カエカエとか笑えますし。
    ドイツ語の名前は、どうも、まず最初に銀英伝思い出しますw名前の響き的にもカッコいいなと。

    • >この曲、弾いてみました。なかなかのアレンジ譜と思いました。

      てことは、この本やはり教材として使われるんですね!
      (あ、これにせよ、バーナムピアテクにせよ、くだの記事を参考にしちゃダメですよ!生徒さんが、くだのようなひねくれ者になってしまったら大変です!!)

      演奏は、、、明らかに左右がズレてるとこがあるんですがw、マリンバで前打音的な感じになるようにごまかしてますww オマケの音、何にするか考えるのが楽しかったりするんで、「感じが出てる」とか言っていただけると、嬉しすぎますw

      調べは、先行研究のサイト様にほぼ丸投げですw これ以上の研究は欧州の広大な範囲をフィールドワークするしか無さそうですよね。。。誰かお願いします!w

      >カエカエとか笑えますし。

      そうそうww 自分はカナ付けただけですw
      この記事読んだらカエルの呪いでみんな『やさしいポリフォニー』を買ってしまうのです!(゚Д゚)

      >ドイツ語の名前は、どうも、まず最初に銀英伝思い出しますw名前の響き的にもカッコいいなと。

      ドイツ語、ほんと無駄にカッコイイですからねぇww ボールペンがクーゲルシュライバーとか、めっちゃ強そうだしwww

      銀英伝調べました!これはまた格調高そうな作品ですねぇ!
      設定とか歴史小説っぽいし、キャラ名も元世界史好きにはツボですww 自分は現代日本人の名前がどうしても覚えられない人なんで、こういう設定の方がいいですw
      「ゴールデンバウム」っていうと、自分的にはロマサガ3の金色のスライムのイメージしかありませんでしたがw、なんと帝国の名前でしたか!w
      アニメの絵柄は、初期のガンダムとベルバラを混ぜたような?シティーハンターっぽさもちょっとあるかもw
      見てみたいなー、アマゾンのプライムビデオにあるかな?と思ったら、まさかの実写版がw(実写はちょっとなぁ・・・w)かなり有名な作品みたいで、ネタ動画とかもあるみたいだし、名前わからんけど、どっかで見たことあるハゲのオジサンの画像とかも出てきたんでw、アニメ版を見てみたいです!

  4. 古い記事に、大変恐縮です・・・

    もうご存知かもしれませんが、「ケケケケ」部分のドイツ語歌詞は
    「kae kae(カエカエ)」ではないです。
    ご参考までに。

    https://ameblo.jp/magogaeru02/entry-12349468242.html

    • いえいえ!本当にありがとうございます!!
      まさかこんな記事に、専門的な見地から御指摘をいただけるとは!本当に嬉しいです!

      なんとなんと、「kae kae」のとこもアーウムラウトだったんですか!なんてこと・・・w
      文字化け対策とはいえ、「nächtelang」「hören」はちゃんとウムラウト使ってるくせに、「kä」だけ使わないとか、、筋の通らないヒドい交ぜ書きですねこれは!自分、全くリサーチが不足しておりました。もし、まごしちさんに御指摘いただかなければ、一生勘違いしたままでした。本当に助かりました!

      記事中にも追記して訂正を入れておきますね!
      この度はこのような辺境の過去記事にも関わらず、わざわざ目を通していただいて、本当にありがとうございます!
      でも、いつの記事とかは関係なく、少しでも正確な情報が知りたいので、もし、他にも何かございましたら、ビシバシツッコミよろしくお願い致します!!此度は本当にありがとうございました!

  5. くだダヰナ様

    こんばんわ、まごしち でございます。

    こちらこそ、何だか横槍みたいなコメントに対し
    ここまでご丁寧なお返事を頂いたばかりか
    ワタクシのしょーもないブログにまでコメントを残して頂き、
    感謝感謝でございます。

    つい最近、「かえるの歌のドイツ語歌詞」に興味を持ちまして、
    検索して出て来た上位のサイトを全部拝見していたのです。
    その中に貴サイトも含まれていたという事でして。

    結局、皆さんが昔に興味を持たれて書かれた事に対し
    私が後から調査をかけた為、より最新の情報を得られたというだけの話でして、
    要するに「後だしジャンケン」みたいなものなのに・・・
    感激でございます。

    m(_ _)m

    ところで「かえるの合唱」のアレンジと言えばですね、
    ピアノの「連弾」になってしまうのですが
    「かえるのノクターン」という曲があります。
    これも、ある意味斬新ですよ!

    • えっ!検索でこのブログ出てきましたか!?ありゃw どうしませうw

      いやいやいや、後出しとかそんな!というか、既存の情報の不備、不足を正して、付け加えていく、それこそ学問的発展に欠かせないことじゃないですかー!!
      もし、まごしち様が口をつぐんだままでいらっしゃったら、このカエルの歌ドイツ語案件もネット上の「伝言ゲーム」で終わっていたかもです。
      こういうことって、一般的には「こまけえこと」で片付けられることなのかもしれませんがw、自分はその「こまけえこと」がめっちゃ気になる性分ですしw、こういうやり取りこそ、「集合知」ってヤツの一端だと思うので、本当に嬉しく、ありがたいです!!

      音楽に限らず、最初の訳者、紹介者による誤訳がそのまま定着みたいな悲しいケースって、ままあるんで(例えば和音の「Augment」を「オー“ギュ”メント」って言っちゃうとかw)、そういうのをちょっとでも気付ける人は気付けるようにしたいなあっていうのもあって、こんなツッコミブログをやってますww もちろん、自分もいつでもツッコミ待ちなんで、よろしくお願いします!まごしち様のような専門的な知識をお持ちの方がいてくださると心強いです!

      >「かえるのノクターン」という曲があります。

      !?
      検索して聴いてみました!これですかね?
      https://youtu.be/6Jw61gzJ91g

      たしかにこれは斬新!w 優雅なカエルですねぇ~ しかも3拍子アレンジ!3拍子化大好きです!!(弾くのは苦手ですが(;^ω^))
      あと、なんかショパンのノクターン2番っぽいとこがあって、ニヤッとしてしまいますねw(自分、ショパンほとんど知りませんがw)
      またまた教えていただいてありがとうございます!

      • くだダヰナ 様

        出てきますとも♪
        そこでこんな、宣伝して頂いてしまって・・・ありがたい事でございます。

        かえるのノクターンは、まさに仰る通り、ショパンのノクターンにあえて寄せたアレンジでしょうね。「編曲」というお仕事の偉大さを知る感じです。

        >自分はその「こまけえこと」がめっちゃ気になる性分ですしw

        ワタクシもです(笑
        そんなワタクシ達の(?)ために、一応キチンとソース(楽譜の画像)を例の記事に掲載しておきました。
        (多分、著作権には問題ないと思われる範囲で。)
        ご参考までに・・・。

        • いえいえそんなーうちは影響力とか皆無なんで、宣伝には遠く及びませんよw

          >かえるのノクターンは、まさに仰る通り、ショパンのノクターンにあえて寄せたアレンジでしょうね。「編曲」というお仕事の偉大さを知る感じです。

          こういうパロディというかオマージュというか、気の利いたセンスいい仕事って憧れますよね~ 自分もいつかそんなことをちょろっとでもやってみたいですw

          >ワタクシもです(笑

          やはり!!!www
          でも、自分は浅くて甘いとこあるんで、まごしち様のチェック、精緻化、頼りに致しております!!

          >そんなワタクシ達の(?)ために、一応キチンとソース(楽譜の画像)を例の記事に掲載しておきました。
          (多分、著作権には問題ないと思われる範囲で。)
          ご参考までに・・・。

          ほうほうほう!さらに追記されたんですか!?古典の引用ってことで大丈夫ですよきっと!
          見に伺います!!しばしお待ちをっ!


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