今回は、絵と曲のギャップが甚だしい、とってもスケールスケールした曲となっておりますw
その挿絵はこんなのです。
顔は安定のアメリカンだけど、水彩のにじみ具合がめずらしく繊細でいい感じだねぇ。
波「やあ!よいこのみんな!元気かい?今日はひろ~い海のたのし~いおはなしを聞かせてあげよう~」 |
とか言ってそうなイラストです。
うんうん。どんなおはなし?と思ったら・・・・
まさかのこんな曲でした
今回はバスティン先生ご自身によるお手本演奏動画がなかったので、自分の練習音声でご紹介~
暗っ(゚д゚)!
どんなお話だよ・・・なんなんだこの落差ww
子供番組的なノリかと思えば、これじゃあまるで演歌で出てきそうな波じゃないか!(素人のイメージ)
で、またタイトルの上に前回と同じ問題が・・・
こんなんイ短調に決まってるやろっ!!もーww
一瞬、ドラクエ5の「哀愁物語」かと思ったよ
「哀愁物語」といえば、ほら!パパスの手紙の曲ですよ!あと、マーサの声が聞こえる時の曲でもありますね。
チャララ、チャララララ~♪
パ「お前がこの手紙を読んでいるということは、・・・」
マ「魔界に来てはなりません。」
嗚呼・・・(´;ω;`)
比較・一番最初のスケールのとこ!
「波のおはなし」の冒頭部分
DQ5「哀愁物語」の冒頭部分
前後の和音とオクターブが違うけど、音ほぼ同じですよねw
てか「哀愁物語」の最初ってスケールだったんだねー。楽譜持ってたのにノーマークでした(・。・;(一番後ろはどうせ連弾曲だろと思ってw)
と思ったら最初だけだったw
すぐ下行に転じます。
ですよねーww
「哀愁物語」の方は、途中で同主長調に転調(イ短調→イ長調)して、光が差してくるような、希望が見えてくるような感じですが、こっちは終始暗いままですw
あ。哀愁~の楽譜、かなり頑張ればなんとかなりそうな気もしなくもないけど・・・未知の4和音(七の和音)の響きがなんか強すぎるような・・・運指もよくわからんし・・・しばらくはやらないかな( ゚∀゚ )!
さて練習
曲の概要
- 英語タイトル・・・Ocean Waves
- 標語・・・Con moto
- 拍子・・・Cみたいな記号(4分の4拍子)
- 調・・・イ短調
- 強弱・・・基本 mf 、最後だけ cresc. → f &アクセント
- オクターブ移動・・・ラスト2小節だけ 8va..」(オッターヴァバッサ)1オクターブ低く
Con motoとは?
今回の標語の「コン・モート」。これ、前にも『グルリット初歩者のための小練習曲』でチラッと見た気が・・・。あの時はたしか、調べる余裕もなかったような。。。
今回もテキストの脚注にただ
コン モート
*Con moto 動きをもって
って書かれてるだけ。いや、そう言われても・・・
「動き」ってなんなんだ!?
動きっていうと・・・頭をグワングワン動かしたり、上体を波のように揺らしたり、手を振り上げてガチョーンのポーズを決めたり、といった、ガチピアニストあるあるな動きをしろということか!?
てか、あれって曲に没入してる結果としてああなってるんじゃなくて、実は楽譜の指示によるものだったというのか!?なんということだぁぁーー(゚д゚)
と思ったのも束の間、
「速く」って意味らしい・・・(-_-;)
速めのテンポで
なんということだ・・・恥ずかしい///
あと、「生き生きと、元気よく」の意味も。
ああ。これはグルリットの解説に書いてあったような。
でもこんな短音階連続の曲じゃ元気も出ないけどな!w
てか、ただ単に「con moto」って検索すると、
「もしかして:根元」
って・・・ぐーぐる先生ぇ・・・ww
イ短調だけどニ短調混じってる!
2段目だけ音が高くなったと思ったら、これ、Dナチュラルマイナースケールじゃないか!
臨時記号で対応してるけど。
バスティン先生、たまにこうやってしれっと先取りでポッと未知のものを曲中に忍ばせてくるよね。
悔しいので演歌もどきにアレンジしたったwww
ふー。今回は、絵とかcon motoとか、ことごとく予想が外れたので、なんかくやしい。
というわけで、ド素人がカッとなってアレンジもどきを敢行!さっきの練習曲がこんなになりましたw↓
スケールのとこを四七抜き音階にして、あと全体的にリズムをちょっと改変してみたw(運指とか全然わからんくせにテキトー弾き)
音色は、My電子ピアノ(KORG SP-170S)の内蔵音源「E.オルガン」を使ってみますたw なんか古~いカラオケセットっぽい感じ?本当は哀愁ただようアコーディオンの音とかがよかったんだろうけど、あいにく内蔵には無くて。
で、水戸黄門とかで出てきそうな締めもつけてみたというww ラストのヘロヘロヘロヘロへ~のとこは声を出さずに「(ありがとうございました)」って口を動かしておじぎするアレねww
かなり断片的で無理矢理感プンプンだけど、音階だけでなんか演歌っぽくなったのではないかとw
※バスティン先生や、演歌界隈をディスる意図は全くございません。飽くまでドシロウトの悪ふざけですので
てか、この音色でこういうメロディ弾いてたら、ロマサガ3の「怪傑ロビンのテーマ――この世に悪は栄えない――」思い出した!あれのメロディもこの音だよね!
実は自分、演歌苦手なんですけどねw でもイトケン節は大好き!(まあイトケン*が強い影響受けたのは昭和歌謡らしいけど)
*イトケン=作曲家の伊藤賢治先生
(あ、練習曲よりこのネタの方が時間かかったのは内緒の方向でw)
コメント
アメリカンなはずの曲が演歌にwwww
ゲーム音楽つながりでいくなら、ファミコンのゴエモンに合うかもって思っちゃいました(^^
けもネコさん!反応してくださってありがとうございますww
頑張ってアレンジしたかいがありました~w
ゴエモンですか!やったことないんですよぉ(;O;)
(む、そういえば前、どこかの生放送でやたらノリのいいBGM流してて、たしかゴエモン言ってたような・・・)
ちょっと探しに行ってくるです!!
貴重な情報ありがとうございます!
2か月前に地元でドラクエ5のコンサートがありましたが、
指揮者の方が、哀愁物語の「ラシドレミファソラ」の部分に言及してて、
「すごい単純なメロディーなんだけど、
すぎやま先生に掛かると哀愁ただよう曲になるから不思議」
といった感じのことをおっしゃってましたね。
再来週、新日本フィルのドラクエ5のコンサートがあるので、
そちらにも行ってきます。
「大魔王」のティンパニが忘れられません(^◇^)
5コンサートいっぱい!うらやましいです!!
>「すごい単純なメロディーなんだけど、
すぎやま先生に掛かると哀愁ただよう曲になるから不思議」
まさにまさに!!ほんとそれですよねぇ。完全に同意です。
「大魔王」、最初と最後ほんとティンパニかっこいいですよね!
竜王にちょっと似てる気もするけど、ラスボス曲にしては上品な感じですよね。あの余裕と凄みは、ぽっと出の「王の中の王」よりは、やっぱり地下深くのあのお方かなとw
あと、「悪のモチーフ」といえば6のイメージが強いですが、「悪のモチーフ(Ⅴ)」がこの曲で大活躍してたのを後で知って、へぇえ!!ってなりましたw
新日本フィルのコンサート、楽しんできてくださいねっ 感想記事も楽しみにしてます!