『バスティンピアノベーシックスピアノレベル4』やっとこさ修了!!というわけで、4巻全体を振り返って、感想、ちょっとしたレビューもどきなど。
まとめるのにだいぶ時間かかってましたw(裏で、ずっと放置中だった付点8分音符の残り録音したり、この4巻の巻末付録の録音してたり)
そういえば、この修了証書の年月日、謀ったわけでもないのにw、だいたい毎回似たような時期(秋頃)になる気がするなあw 先生は、いつもの通り、このテキストであり、ネット上の情報であり、他の本とか楽譜でもあり、コメントでいろいろ教えてくださる皆さんであるんで、まとめて世界の皆さんで!なんとかここまで来れたのは皆さんのおかげです!ありがとうございます!!_(._.)_
あ、今回は練習してみた録音音声を載せまくってますが、以前それぞれの記事に載せたもの & ただのスケール、カデンツなんで、スルー推奨です!
振り返り&レビューもどき
4巻で出てきた内容一覧
- ふみかえペダルのテクニック
- Eマイナー短音階(ホ短調)、Eマイナーの主要三和音
- 三和音の第1転回形の確認
- 三和音の第2転回形のおさらい
- 三和音の転回形のおさらい
- 16分音符
- ソナチネ形式
- 付点8分音符
- 増三和音(オーグメント)
- シンコペーション(切分音)
- 減三和音(ディミニッシュ)
- 同主調の長音階と短音階
- G♭メージャー(変ト長調)長音階と主要三和音
- B♭メージャー(変ロ長調)長音階と主要三和音
- Bメージャー(ロ長調)長音階と主要三和音
そういえば、序盤でくどいぐらい転回形出てきてたなw さすがにC, F, Gはさっと手が動くけど、他のはまだまだちょっとあやしかったりするから、引き続き練習だな!特にグループ3,4のヤツらと短調の和音たち。
各練習内容記事はこちら↓
結局「全調メソード(※ただし長調に限る)」でしたw
いきなりちょっと批判的なことで申し訳ないんですがw、「バスティンは全調メソードです」っていうところの「全調」は長調のことだったみたいですw
ちゃんとした形(音階と主要三和音の説明付き)で出てきたのは、以下の12長調と4短調のみでした。
『レベル1』で、グループ1の調:C, F, G
『レベル2』で、改めてC, F, G再登場 & グループ2の調:D, A, E
『レベル3』で、Am, Dm, (Cmは音階と主和音のみ) & グループ3の調:D♭, A♭, E♭
『レベル4』で、Em & グループ4の調:G♭, B♭, B
長調に関しても、全15調ではなく、♯5個まで、♭6個までの12調を以て「全調」ということでした。残念!w
まあ、出てきてない短調も含めて、残りは巻末付録に載ってるので(後述)、それで「全調」と言えなくはないですがw(でも、♯6個、7個と、♭7個の異名同音の調は省かれてるんだよなぁ~)
ただまあ、これだけの数が出てくればパターンわかって、あとは応用でわかるようになるってのはありますけどね!
一応、「全調メソード」の「全調」の中身はこうでした、ということで。
少しコード分析できるようになった!
これがやっぱりバスティンやって一番よかったことかな!
基本的な3和音と、4和音(属七の和音+α)ぐらいは、ある程度特定できるようになりました!(まあ、楽譜で見た瞬間わかるのはまだまだ少なくて、少し考える時間が要るけどw)
上にも書いたとおり、『バスティンピアノベーシックス・ピアノ』シリーズ4冊で、(長調12個と短調4個ではあったけど)ちゃんと音階と主要三和音が説明されて、その後1つ2つ練習曲やる、っていう構成のおかげです。
ただ、全く予告・説明なしに、突然未知のコードが出てくるケースが稀によくあったwけど、(予習的に先取りで登場だったり、「今までの応用でこれくらいわかるやろ?」と言わんばかりのものだったりw)
その度に、「はぁっ!?なんこれ」「えーと、これはこうだから・・・こうで・・・多分これ!」ってのをやって鍛えられましたw
もうちょっと親切に細かい解説欲しかったとは思うけど、結果的にはこういうちょいイケズ仕様がよかったんかな?w
弾きにくい曲多かったw
これもバスティンの特徴でもあるのかもしれないw
もちろん個人の相性問題もあるんだろうけど、一見シンプルで簡単そうな楽譜の見た目に反して、ものすごい弾きにくくて苦労した曲も多かったですw
(その単元っていうか、テーマの要素をみっちり盛り込んだ練習曲をつくるってのは大変だったとは思います)
例えば、、、
「第一転回ブギ」
「第2転回ロック」
「段違い平行棒」
「ミッドナイト エクスプレス」
「全世界は主の御手に」
こうやって見てみると、やっぱり「ロック」とか「ブギ」とかが苦手。。。別に曲が嫌いなわけじゃなくて、とにかく弾きにくい。この手のジャンルの練習曲はバスティンでよく出てくるんだけど、1巻の頃からずっーと苦手だったw 結局最後までその傾向は変わらんかったな~w
好きな曲
何気にけっこう数あったw(スルー推奨w)
序盤にいい感じの短調曲がいっぱいあったなぁ。
「スペインのギター」
「冬の讃歌」
「風の歌」・・・どことなくワイルドアームズっぽくて好きw
「はち」・・・こういう怪しい感じ好きw
「Sonatina in C」
「お城見物」・・・可愛らしい
「お化け屋敷」・・・リバーブ増し増しバージョンw
「ラレード通り」・・・曲はいいのに、あの絵であの歌詞、あのテーマだもんなぁ。。。ww
「スイス製オルゴール」・・・これも可愛らしい
「メヌエット」・・・末っ子バッハええじゃん!
「イブニング セレナーデ」
こうやって振り返ってみると、苦手なアルベルティ・バスもけっこう頑張ったな!w
やっぱり自分の傾向としては、クラシカルな感じ系、可愛らしい系、ちょっと希望のある短調とか、そういう系の曲が好きらしい。あと怪しい感じ系w
好きなイラストたちwww
そして忘れてはならないのがバスティン名物のイラスト!!
弾きにく過ぎて辛いときも、この曲は自分的にちょっとビミョーかな?って時もw、独特のセンスとインパクトで笑わして鼓舞してくれるバスティン絵!(実際のイラストレーターが誰かはわからんけどw)
まあ、4巻は割とイラスト少なめ&まともな絵が多かった方なんですがw、思い入れのあるヤツらを挙げておきますw
斬新すぎるヘッドホン
門衛を挑発するオバハン
まさかの死体!(実はまだ瀕死状態らしいけど)
全く主の御手に収まってない子ら(一人を除く)
まさかのWindows on mac(仮想環境)を予言ww
いや~どれもすばらしいねぇ~w
毎回ツッコミ入れるのが楽しみでしたわw ←これがバスティンやる上での醍醐味といっても良いっ!!www
巻末付録は『スケール・カデンツ&アルペジオ』とほぼ同じ!
こんな感じで、
五度圏、コード辞典、音階と主要三和音の楽譜がまとまってます。
ざっと一覧して、総ざらいするのにいいね!
ちょっと気になったとこを詳しく、、、
「五度圏」じゃなくて「調の輪」なんだ
英語タイトルも「Circle of Keys」ってなってるから、原書でも「Circle of Fifths」の語は用いてないってことなのかもですね。ふーん。
この表は「調の輪」といいます。
図じゃなくて表なのかこれw 表っていうと、行と列が格子状の並んだTableじゃないのか。ま、こまけぇことは言うまいw
ちなみに『スケール・カデンツ&アルペジオ』の方は、「(五度圏)」ってちゃんと載ってますw
あと、フォントが違ってたり、楽譜の線がスッキリ細かったり、全体的にクッキリしてて見やすい。さすが後から出ただけあって、改善されてる!
で、その「調の輪」なんだけど、異名同音のところが、紙幅の都合上(?)広くとってあるために、時計の文字盤の配置からズレてます。
うーん、なんかムズムズするw ま、既に五度圏は自分で書いたからいいんだけどね!
どうも3時~9時の調の位置にモヤモヤする、そんなあなたに、はいどうぞ!w(ダウンロードおk)↓
コード辞典、dim, augまで入ってるのはありがたいけど、最後まで7thの基本形の運指は不明…
敢えて調号は用いず、全部臨時記号で書いてます。
うん。たしかにこの方が鍵盤と直結させやすいかもね!dimとaugの変化もわかりやすいし。
ただなー、7thフル(省略形じゃない4和音)版の基本形の運指が知りたかったんだよなぁ~
まあ、
- 1,2,4,5か
- 1,2,3,5
で、コードによって、黒鍵と白鍵の配置で3か4か変わってくるとかそんな感じだろうとは思うんだけど、なんで運指載せないんだろう・・・?
省略形で弾くのが普通で、4和音フルバージョンはほぼ使わないから要らないってこと?
それとも、次に来るのコード次第で運指変わるから、どうせ意味ないってこと?(いや、それなら3和音もそうじゃね?w)
うーん、、、たとえ実際の運用では崩れるにしても、一応基本はこれっていうのを示してもらった方が助かるんだけどなぁ。。。
『バーナムピアノテクニック』で、G7とC7ぐらいはフル版の運指載ってたような気がするけど、、、
あ…G7は第1転回形だし、C7は第5音省略形だったわw
バーナムピアテク2巻で、いくつか4和音フルも出てくるっぽいけど、バーナムは難しいんだよなぁ。。。2巻すら手が出せない(;´∀`)
全ての4和音の基本形から転回形全部の基本運指が知りたいんよなぁ~。
ちゃんと出てこなかった短調の音階とⅰ→ⅳ→ⅰ→Ⅴ7→ⅰやってみた!
上にも書いたとおり、長調はちゃんとこんな感じで
12調(♯5個まで、♭6個まで)、音階と主要三和音が紹介されて、Ⅰ→Ⅳ→Ⅰ→Ⅴ7→Ⅰの練習したあと、その調の練習曲1,2曲って感じきっちり出てきたんだけど、
短調はそんな風にちゃんと出てきたのは、イ短調、ニ短調、ハ短調、ホ短調ぐらいだったんですよねー。残りのに関しては、「あとはわかるな?」ってことで、「移調しましょう」指示だけだったり、曲の中で突然出てきたりで、特に説明無しだったんですよねー・・・w
で、最後の付録でやっと短調も全部出揃ったと。
まあ全部といっても、短調も♯5つまで、♭6つまでで、異名同音の♯6個、7個、♭7個は省かれてるんですけどねw(現実的というか実践的なチョイスってことなんでしょう)
で、せっかくの付録だし、やっとくか!ってことで、本編でちゃんと出てこなかったヤツだけ録音してみました。以下、延々とスケールとカデンツが8個も続く拷問なのでw、サーッとスクロール推奨です!
練習してみた音声(※スルー推奨)
4分音符にしてはテンポ駆け足めでw
Bマイナー
F♯マイナー
C♯マイナー
G♯マイナー
Gマイナー
Fマイナー
B♭マイナー
E♭マイナー
ⅰ→ⅳ→ⅰ→Ⅴ7→ⅰは、だいたいいつもの距離感で押せるはずが、やっぱり慣れてないのは「あれっ?あれぇ?ww」ってなったw まだまだ身についてるとは言い難いなー。
ピアノってのは門から玄関までが遠くて途方に暮れそうだw
さてさて、最後にここまでの感想と、これからですが、、、
ピアノに限らず、どの世界でもきっとそうなんでしょうけど、敷地には入ってみたものの、ダンジョンの入り口が見えん!!w
漱石の講演『現代日本の開化』にこういう一節あるけど、まさにこんな感じw
あるいは、DQ3のグリーンラッドの老人の家みたいな。
※音量注意
「ん?氷の中に1マスだけ怪しい草原!」(というか初見時はこれ氷じゃなくてバリアかと思ってビビったw)
と入ってみるも、行けども行けども草原ばっかり
「・・・は?何もないじゃん。嘘やろw」
ってなって、右とか左に進んで外に出てしまった人もいるんでは。
こんな感じで、ほんとに入門から初級の入り口までがほんとに長い!w
初心者教則本1シリーズ通っておいてなんだけど、正直、未だに初級の入り口にすら立てた気が全くしないです!ほんとに。門を入って、長い長いアプローチを通って、やっと入り口が見えてきたかな?いや、あれは幻か?(釣りか?)ぐらいの感じw
とりあえず、やり残しをちゃんとやりきったら少しはこのモヤモヤも晴れるかなあ?
- 復習がてら、録音してない曲を録音。・・・バスティンベーシックスピアノの全曲録音縛りの完遂(1巻と2巻前半)。
- 放置中の本をコンプリート
- 『グルリット初歩者のための~』・・・ちゃんとやれば初級の入り口ぐらいには立てるらしい
- 『やさしいポリフォニー』
うん。まだまだ「庭」の探索がしばらく続きそうですわw
コメント
コンプリート、おめでとうございます!
w(´∀`*)w
バスティン先生は教本多いですよね。次は何かな?
くださんは、とっくに初級者に入っていると思うんですよね。
上級に達するのはごくごく一部の人だけど、ほとんどの教本をクリアした
上級以降に学ぶことの方が遥かに多いと聞いて、どんだけ深いのよ… と思うのです。
楽典・コード理論と耳コピを身に付けたくださんは、きっと、
RPG風に言うなら、アレンジャーの特技をもった吟遊詩人(鍵盤担当)になりそうですよね。
「ふしぎなイラスト」で敵を幻惑する技もありましたっけw
ありがとうございます!!
>バスティン先生は教本多いですよね。次は何かな?
ね!めっちゃ多いですよねw 積み残しを片付けながら、ゆっくり考えますw
いや~初級の実感全く無いんですよ~・・・でもけもさんにそんな頂いて恐れ多いでする。もしかして、この庭は実はダンジョン内の庭だったとかそんなあれだったらいいんですけどねw
>上級に達するのはごくごく一部の人だけど、ほとんどの教本をクリアした
上級以降に学ぶことの方が遥かに多いと聞いて、どんだけ深いのよ… と思うのです。
ヤバいですね・・・w ピアノダンジョンは、三角コーン型じゃなくて、トルネード型の塔ってことですか・・・ほぇぇええ~~。。。
>RPG風に言うなら、アレンジャーの特技をもった吟遊詩人(鍵盤担当)になりそうですよね。
吟遊詩人カッコいい!!あ、でもアレンジ能力は未だにほとんど無いんでw、人界でいたずらして遊ぶマネマネ(強化中)で!w
てか、吟遊詩人はけもさんでしょ!!w 全国ツアーよろしくでーす!
>「ふしぎなイラスト」で敵を幻惑する技もありましたっけw
wwww
そうそう、一応の視覚優位を活かして、人間たちを惑わして参る所存ですwww
てか、おとといぐらいにやっとけもさんの耳栓記事読んで、ヤバっと思って、夏からずっと点けっぱだった、うるさいサーキュレーターを止めましたw また伺います!!
コンプリートおめでとうございます!
素晴らしい!教本を丸々一冊やり切るってガッツありますよ!
且つ、バスティンへの愛とリスペクトを感じました。(^^)
振り返ると懐かしい記事がありますね。
・ラレード通りwカウボーイよ安らかに…
・Windows on macwこれ大好きですw
修了証書が何気にキングレオを彷彿とさせますw
まるで腕が四本あるかのような超絶技巧をマスター出来たら素晴らしいですね♪
>門から玄関までが遠くて途方に暮れそうだ
うわあ、これには同意します~・・・
そして例えに漱石が出てくるあたり、くださんの知性のきらめきを垣間見ました☆
ありがとうございます!!ガッツありますかねw 相当時間かかったんで、かなりほそぼそガッツだったようですww
>且つ、バスティンへの愛とリスペクトを感じました。(^^)
わかってくださいますか!ww ありがとうございます!
なんかいつも重箱の隅をつつくようなこととか、おちょくるようなことしか言ってないんで、ひんしゅくを買いそうなんですがw、そうなんですよ!ベースにはちゃんと愛とリスペクトあってのことなんですよぉ!!
>振り返ると懐かしい記事がありますね。
そうそうww そのへんですよねやっぱwww 4巻はダイレクトに絵のヤバさによるインパクトってよりは、こういうひねりの効いたインパクトがあったのもよかったww
>修了証書が何気にキングレオを彷彿とさせますw
なるほど!!
そういえば、4巻・・・4章キングレオ!と思ってちょっと調べてみたら、
・PS版は一応倒せはするけど、ゴールド減らない&戦歴で負け回数カウントされないだけで、イベント自体はそのまま
・FC版は改造無いと勝てない、改造で買っても無限ループ https://youtu.be/zDcbz96O1jk
らしいですww
( ゚д゚)ハッ! まさか初級の実感全く沸かないのは、まさかこのキングレオ仕様のせいでは・・・!?w
>まるで腕が四本あるかのような超絶技巧をマスター出来たら素晴らしいですね♪
いいですねぇそれぇ!!ああああー進化の秘法欲しいれすぅ~~(^q^)ww
>門から~ うわあ、これには同意します~・・・
やぢまさんでもそうなんですか!やっぱりそういう世界なんすねー・・・
漱石に関しては自分ニワカですよーw
てか、そんなに読んだわけでもないんですけど(小説は『坊っちゃん』と『我輩~』と『草枕』ぐらいしかw)、むしろ講演が好きなんですよねw オススメです!(既読だったらすいませんw)
コンプリート、おめでとうございます!
教本をやり遂げて、全て記事にして録音、色々と調べられていたので豆知識も豊富に得られ、絵にツッコミもあり笑えるという。これはもう、バスティン使う人助かるでしょうね。
くださんが好きと書かれている曲たちを聴いてみましたが、かなり好みかぶりました。なんとなくドラクエっぽい曲が多い気がします。
ありがとうございますーー!!
>教本をやり遂げて、・・・
そうなったらいいなぁ~と自分も思いますw
まあ、ツッコミは自己満ですがw、共感したり、その発想はなかった!ってなったりして、ニヤニヤのおすそ分けができたら嬉しいなーとww
調べはいろいろと中途半端だったことも多くてw、ゆきなぎさんにもコメでいろいろと教えていただいて、ほんと感謝しています!
このブログ見て、こんな風にはなるまい!こんな風になっちゃダメよっ!な反面教師にでもしていただければ幸いですwww
>くださんが好きと書かれている曲たちを聴いてみましたが、かなり好みかぶりました。なんとなくドラクエっぽい曲が多い気がします。
おお!また聞いてくださったんですか!ありがとうございます!
好みかぶりましたか!やっぱドラクエ曲は我々の音楽のふるさとなのかもですね~w しっかり「心の貯金」になってますね!!