バスティン2「ソナタのテーマ」練習 モーツァルトの家族と原曲ピアノ・ソナタ第11番についてちょっと書いてみた

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すっかり間が空いてしまいました~(;´∀`)

今回はまた素直なクラシック曲の簡単バージョンなんで、曲のことだけ書くと「簡単でした~」で終わってしまうこと必至。さすがにそれだけじゃ味気ないので、いろいろ資料集めというか、記事用のネタの下調べしてたら遅くなってしまいましたw

というわけで、今回はほとんど雑学っぽい話になりますw

最初にモーツァルトの家族と絵について、その後練習曲についてちょっと触れて、最後に原曲について書いてます。

 

モーツァルトファミリー!

モーツァルトファミリーの絵

「”The Mozart Family” by de la croce」(『バスティン ピアノ レベル2』, p. 46より)

言うまでもなく、真ん中ちょい左の赤い服の人がモーツァルト(ヴォルフガンク・アマデウス・モーツァルト)ですが、ここでは彼のご家族の皆さんを紹介しましょうw

 

モーツァルパパ:レオポルト

モーツァルトの父

我が子アマデウス育て、ヨーロッパ中の王侯貴族に売り込んだ偉大なるプロデューサー(ウィキペには「プロモーター」って書いてたけどw)レオポルト・モーツァルト氏!

一応作曲家でもありました。『ナンネルの音楽帳』とか有名。いつか弾いてみたい。

レオポルト・モーツァルト - Wikipedia

モーツァルママ:アンナ・マリア

モーツァルトの母

アマデウスの旅行に同伴中、パリにて病没。それで、絵の中でも肖像画の形で描かれてるみたいです。

アンナ・マリア・モーツァルト - Wikipedia

モーツァルシスター:ナンネル

姉さんと連弾するアマデウス

画像左がナンネル姉さん。

それにしてもすごい髪型!ちょっと画像が荒くてわからないかもしれないけど、こうグワッと四角い感じの頭にリボンみたいなのを巻いてますw(まあ多分かつらだはと思うけどw)

で、このナンネルという名前、実は愛称なんだそうな。正式名称は、マリア・アンナ・モーツァルト。なんと母親と名前が逆になっただけ!

  • モーツァル母=アンナ・マリア・モーツァ・・・以下略
  • モーツァル姉=マリア・アンナ・モー(ry

そりゃあ愛称要るわっていうw(なんかヨーロッパ人って、一族に同じ名前がゴロゴロいるってケースがけっこうありますよねw)

そうそう。ナンネル姉さんの音楽の才能も実はすごかったらしいです。

マリア・アンナ・モーツァルト - Wikipedia

絵の作者について

挿絵の下に以下のようなキャプションがついてるんですが、

テキスト挿絵下のキャプション

作者の名前・・・

で・ら・くろーちぇ?イタリアン?

どぅ・ら・くろーす?フレンチ?

と思ったら、まさかのオーストリア人でした!

ヨハン・ネポムーク・デッラ・クローチェっていうらしいです。(なんかドイツ語圏の人っぽくない名前のような・・・)

Johann Nepomuk della Croce - Wikipedia

↑「モーツァルト一家」の絵のクッキリハッキリした画像が見れます。

てか、名前のつづり違くね・・・?

キャプション de la Croce
ウィキペ Johann Nepomuk della Croce

deとlaが離れてたりくっついてたり、エルの数が違ったり。なんなんだもう・・・(;´Д`)

 

あ、で、ウィキペをよく読むと、息子も画家だったようです。

His son, Clemens de La Croce, who was also a painter,…

なになに、、、息子の名前は、クレメンス、、、・デ・ラ・クローチェ、、、!?

(;・∀・)ハッ?親子で名前が違うだと!?息子はdeとlaが離れてて、しかもエルが一個少なくて、さらにエルが大文字になっとる!

あーもうわけわからん orz

もういいや・・・w とにかく、作者はヨハン・ネポムーク・デッラ・クローチェってことで!

 

今回の練習「ソナタのテーマ」はこんな感じ

曲の概要

  • 英語タイトル:Sonata Theme
  • 速度:Andante(歩く速さで)
  • 調:イ長調(Aメジャー)
  • 拍子:4分の3拍子
  • リピート:「1.」、「2.」有り。1段目→2段目→1段目→3段目の順

テンポも遅めだし、音符も大きくて、ゆったりした曲です。

モーツァルトっていうと、もっとこうコロコロコロコロ速くて忙しいそして難しい曲ばっかりなイメージがあったけど、こんなに穏やかで簡単な曲もあるんですねえ(まあ初心者用に簡単にアレンジしてあるんだろうけどw)。

ポジションも固定のまま弾けます。

注意するのは強弱ぐらいかな。

特に最後の「リタルダンドでディミヌエンド」のところ

rit. で dim. で左手重音

だんだん遅くなりながら、だんだん弱く。

最後重音だから強くならないように気を付けなきゃです。

そんなとこかな。

 

原曲は「モーツァルト ピアノ・ソナタ第11番イ長調(K. 331)」

これ、原曲は何なんだろう?ソナタといってもいっぱいあるだろうし…見つかるかなあ。。。

と思いましたが、普通に「ソナタのテーマ」って検索したらあっさりそれっぽいの見つかりましたw さっすがモーツァルトさんやで!

今回の練習曲は、ピアノ・ソナタ11番の第一楽章の主題の最初の方だったみたいです。

↓の0:43まで。

YouTube
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ウィキペでMIDIを聴いてみたところ、「主題」は、2:50までで、2:51からは第1変奏みたいです。

第2楽章以降もMIDIで全曲聴けます↓

ピアノソナタ第11番 (モーツァルト) - Wikipedia

で、なんとこれの第3楽章がトルコ行進曲でした!

モーツァルトの有名な曲はいっぱいあるけど、やっぱりモーツァルトといえばトルコ行進曲ですよねっ!

原曲はクソ速くて難しくて、何年練習しても弾ける気がしないけど、、、

もしかしたら、↓このくらいのテンポならあるいは・・・w

間奏(?)(2:33~3:00らへん)速っw ここは原曲に近いなw

あと、前奏ダース・ベイダーだしww

 

コメント

  1. こんにちは

    キチンと調べてアップなさるには大変でしたでしょう~
    音楽解らなくても何となく理解出来ましたよ♪
    この時代の人達は「かつら」を愛用していたのですね

    「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」と言うクラッシックの曲を
    車の中で聞いています
    この、長い題名を必死に覚えました(^^ゞ
    なので自然にすんなりと言えるようになったのよ♪

    • こんにちはサララさん!

      伝わってよかったですw そうそうかつらw かつら時代の音楽はいいですよぉww(もちろんかつらが廃れた後の音楽もいいのいっぱいありますがw)またそのうち記事で書くと思います。

      おお~Eine kleine Nachtmusikを車内で!?優雅なドライブですね~!
      曲名がまたいいですよねw 「ネ」で韻を踏んでるとことか、ナハトムズィークっていういかにもドイツ語っぽい響きとか。つい、繰り返し唱えたくなりますww
      これも有名な曲ですよね!曲だけは小さい頃から聞いたことありましたが、これがモーツァルトの曲で、こういう題名って知ったのは実は割りと最近だったりしますw 明るくて軽やかでいかにもモーツァルトっぽいですよね。


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