もうタイトルのまんまですw 一言で済むっちゃあ済むんですが、ちょっと説明させてくださいよw
ハ長調で弾いてても特に何も思わんかったのに、ヘ長調弾いたらハッとした
これ↓
ん?この感じどこかで・・・
!!これやんww
ね!メロディがまんまじゃないですかw
試しに画像検索したらやっぱり付点8分音符だらけだった
いろんな調、伴奏があって、原曲がどれなのかわからんかったんで、自分でメロディだけ書いてみた。自分的にはこれ、ヘ長調のイメージなんですよね。
リズムも数えてみた。字面がなんかあれですがw
これ、何気に好きだったな~w 「屋根よーりーたかいー」の方よりもこっちが好み。文語調でちょっとカッコイイし、みんなこの古い方はあんま知らないから!っていうちっぽけな優越感とかもあってww(そんなクソガキでしたw まあ今もそう変わらんですけどw)
曲調がどことなく甲子園の歌とか運動会の歌に通じるとこあるよねw
「こいのぼり(いらか~)」が大正時代の歌なのに対して、↑これらはどっちも戦後の歌らしいです。
いずれにせよ、勇ましい系ってことで共通してる気がします。
あと、メロディもやたら付点8分音符+16分音符が出て来るとこが似てます!
付点8分音符といったら、この3曲あたりを思い浮かべればおkなんじゃないかな
「こいのぼり(いらか~)」は「やねーよーりーたーかーいー」に押されて消えかかってる感ちょっとあるけどw、「栄冠は君に輝く」と「若い力」は、必ずといっていいほど学校で歌わされたり、毎年テレビ・ラジオで流れるんで、日本人ならほぼ知らない人はいないといっていい程の知名度かと!
付点8分音符、実はこんな身近なとこに溢れてたんですねぇ。楽譜だけ見せられると、「うっ・・・」ってなるけど、だいたいこの3曲を例に挙げれば、「ああ~あのリズムか~」ってなるんじゃないかと。
※追記 実は日本の曲で付点8分音符だらけなのは他にもいっぱいありました!童謡とか童謡とかw(後述)
前回の「ブルーグラス」じゃなくて、この辺の曲だったら、もっとすんなり練習できたのにw って言っても、アメリカ人のバスティン先生が、日本の大正・昭和時代のこんな曲など知るはずもなく・・・w
伴奏がスタッカートっぽいから、三連符真ん中休符と紛らわしいかもw
メロディは歌だから、付点8分っぽい感じになってると思うんだけど、勇ましさを強調するためか、伴奏にちょいちょいスタッカート付いてるっぽい感じするから、釣られて、三連符真ん中休符(先頭スタッカート付き)っぽい「タッカ、タッカ」みたいなリズムになることも多そう。
この間、ゆきなぎさんに「日本人は付点8分音符苦手な人多くて、三連符っぽくなる傾向があるらしい」みたいなことを教えていただいたんですが、たしかにそうかもしれないって思いました。実際、もし付点8分音符にスタッカート付いてたりしたら、かなり微妙な気もw(そんなことはまずないのか?いや、どうなんだろ)勇ましく行こうって力入ったり、あと歌詞の譜割りによっては、ね?w
そういえば、前にスウィングのこと調べてるとき、「日本人はすぐタッカ、タッカってやっちゃうけど、スウィングは引きずるようなリズムだからー」みたいな記述をどこかで見かけたような。。。ただ、
三連符真ん中休符のシャッフルから、弱いスウィング~強いスウィングって、かなり幅があるっぽくて、ジャンル、曲によって、そして奏者によっていろいろだろうし・・・もう、うわぁーー٩(′д‵)۶ってならざるを得ないw
こういうのはもう体得していくしかないんだろうなぁ。。
ま、とにかく、今回は「こいのぼり(古い方)」は付点8分音符にいいぞぉ~って話でした!w なので、もっと見直してこ!日本の音楽系の教則本とかには題材として出てきたりするのかなあ?
※追記
ゆきなぎさんにまたまた興味深いコメント頂きました(詳しくはコメ欄)。
調べてたら、日本人が付点苦手な理由として、童謡は付点のが多いが、甘めの付点であることが多いからというのがありました。
童謡と聞いて、思い出した曲をちょっと調べてみたら付点8分音符+16分音符のリズムだらけでしたw(「うさぎとかめ」、「桃太郎」、「浦島太郎」等々)日本の昔の作曲家はみんな付点大好きみたいですw そして、たしかに付点甘めのリズムで歌われてるようです。
ちっちゃい頃はリズムとか全く気にせず、なんとな~く歌ってたけど、こうやって少し楽譜がわかるようになると、慣れ親しんだ曲にまた出会い直せるってのも面白いですね!
コメント
そうそう、うわ~ってなりますね。調べてたら、日本人が付点苦手な理由として、童謡は付点のが多いが、甘めの付点であることが多いからというのがありました。
つまり、童謡の付点は、楽譜より甘めにうたわれることが多いということなんですかね。
そういや、ソナチネ8番36-2の二楽章を聴いたとき、海外の人のは付点がきつめに入っていて、日本人のは、甘めのが多いなと思ったのは、そのあたりなのかな?と思いました。
つまり、曲によって付点の弾き分けが必要ということでしょうか。日本の童謡は甘め、クラシックは強めと。なので、クラシックピアノの観点から見たら、日本の童謡の付点は甘めだから苦手ということになるのかな、と。
ピアノランドの教本に付点の曲があるのですが、その曲がどうやら、日本の童謡の付点の感覚だから、クラシックピアノの付点の勉強としては望ましくないが、付点は親しみ安いものという思いを持たせるにはいいという説明が、「あるピアニストの一生」にあったもので、それを機に疑問を持ちました。
しかし、「栄冠」は割と強めにうたわれている気がする。
楽譜通りに弾けば問題ないのだろうけれど、ついやってしまう感覚のことなのかな?と思いました。
なるほど!付点の甘め・キツめ。ああ!
>日本人が付点苦手な理由として、童謡は付点のが多いが、甘めの付点であることが多いからというのがありました。
つまり、童謡の付点は、楽譜より甘めにうたわれることが多いということなんですかね。
ああ、童謡!言われてみれば付点多いですね!今、ふと「もしもしかめよ、かめさんよ~」を思い出したんですが、あれも画像検索してみたら付点8分+16分でした。他も桃太郎とか浦島太郎とか、付点8分音符だらけですねw なにこれ、ワンパターン過ぎww 日本の唱歌・童謡の鉄板の音型だったのかわかりませんが、ちょっとあまりにも右へ倣えし過ぎですねw これはヒドイww
そして動画いろいろ見てみましたが、確かに軒並み甘めに歌われてる感じでしたw そういや、うちの親とかは完全に「タッカ、タッカ」スタッカート気味に歌ってましたw なるほどこういうことか―!
>そういや、ソナチネ8番36-2の二楽章を聴いたとき、海外の人のは付点がきつめに入っていて、日本人のは、甘めのが多いなと思ったのは、そのあたりなのかな?と思いました。
ほうほう!クレメンチーにも違い出てましたか!
>つまり、曲によって付点の弾き分けが必要ということでしょうか。日本の童謡は甘め、クラシックは強めと。なので、クラシックピアノの観点から見たら、日本の童謡の付点は甘めだから苦手ということになるのかな、と。
確かに、クラシックみたいに楽譜に忠実で厳密さを求める観点からはより厳しい評価になりそうですよね。
童謡は、まず子どもたちがみんなで楽しく、というのが主眼だろうし、歌、しかも耳で聞いて覚えて歌い継がれる系の音楽だと、楽譜はあくまでガイドラインに過ぎないって扱いになりそうなんで、ノリ、感覚重視で自然と甘めになるのかもですね。
曲によって、あと、ソロ演奏を聞かせる場合と、合唱の伴奏をする場合とかで弾き分けが要りそうですね。
>ピアノランドの教本に付点の曲があるのですが、その曲がどうやら、日本の童謡の付点の感覚だから、クラシックピアノの付点の勉強としては望ましくないが、付点は親しみ安いものという思いを持たせるにはいいという説明が、「あるピアニストの一生」にあったもので、それを機に疑問を持ちました。
おおー、閻魔先生が!
日本の童謡は付点の導入には適しているけど、囚われ過ぎは危ういかもですね。分野によりけりだけど。
>しかし、「栄冠」は割と強めにうたわれている気がする。
>楽譜通りに弾けば問題ないのだろうけれど、ついやってしまう感覚のことなのかな?と思いました。
やっぱり慣れ親しんだ癖みたいなもんはあるでしょうねえ。
自分、まだまだ全然細かいとこわかってないんで、もっと気をつけて聞いてみようと思います!ああ、もっと認識の解像度上げたい!w
しかし、面白い!すごい興味深いコメントほんとありがとうございます!!
くださまとゆきなぎさまの深すぎる考察におののいています(^◇^)
私なんか、いま「栄冠は君に輝く」を聴きながら打っていて、
あぁやっぱり夏はこの曲に限るなぁとか、
ピアノのことは何も考えずに「いいわーこの曲」とか考えているのに、
おふたりは付点のことやピアノのことを一生懸命お考えになって・・・
あ、終わっちゃったw
>くださまとゆきなぎさまの深すぎる考察におののいています(^◇^)
いやいや、すごいのはゆきなぎさんですから!!
>あぁやっぱり夏はこの曲に限るなぁとか、・・・「いいわーこの曲」
ですよねぇ。夏の風物詩ですよねえ。個人的には学校紹介時のオルゴールバージョンのがさらに好きです!
>あ、終わっちゃったw
いいですねその手法ww
でも通常の記事だと、自分、基本1分を超える曲は弾けないんで、大変っすよww