バスティン2「谷を下れば」練習 実はアメリカのフォークソングでした

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ニ長調の練習曲1曲目。

短くて、簡単そうでいて、な~んか違和感のある曲だなあと思ってちょっと調べたら、実はこれトラディショナル・アメリカン・フォークソング「Down in the Valley」の改変圧縮版でした。

ハ長調、ト長調、ヘ長調への移調練習指示もあるんで、例のごとく移調譜つくりましたよ~

 

予備練習

なんかこれ『レベル1』のときを思い出すなあ。指くぐり無し、ポジション固定で(ニ長調、4分の4拍子 ただし、ドは出てこないから、♯が付くのはファだけ。)

|レ、ミ、ファ♯、ソ|ラ、ソ、ファ♯、ミ|レ、ファ♯、ラ、ファ|レーーー:||

1回目レガートで、2回目スタッカートで。

うん。これは前回のスケール、和音進行の練習より簡単!

次の曲の予備練習にもならないような、ほんの指慣らし的な感じw

 

挿絵ーーあの鳥再び!ーー

こ、このくちばしはっ!

谷を下るあの鳥!

 

ほら!前巻『レベル1』の「とりがなく」で出てきたあのひと!

前巻で鳴いてたアイツ!

鳥なのに、わざわざグライダーに乗るってことは、コイツ、飛べない鳥だったのかー

にしても、相変わらずスゴイくちばしだなw

 

谷を下れば(曲の話)

こんな曲(※追記 練習してみた音声あとからうp!)

2015年12月28日収録&アップロード(初めから終わりまでずっとメゾピアノ指定なので若干音声小さめ)

 

曲の概要

  • 標語:Moderato
  • 調:ニ長調
  • 拍子:8分の6拍子
  • 強弱:終始 mp(メゾ・ピアノ)で
  • アウフタクト(3拍)
  • リピート有り

ざっと譜読み

最初うっかりドの♯忘れてド♮で弾いてしまって、「んんっ??」ってなりました(;^ω^)(画像の青文字部分)

谷を下れば写譜

今回はちょっと写譜してみました。

油断したわーw 思いだせ!これはニ長調!調号♯2つ!ファとドが♯!

( ゚д゚)ハッ!そうか!さっきの予備練習、敢えてド♯を出さないことで油断させて、ここで引っ掛けようという魂胆であったか!おのれぇ…

 

あと、やっぱり曲の作りが素直じゃない…w

緑文字のとこで一瞬止まってしまう。。。(#・∀・)キー

曲の感じ

な~んかちょっと違和感あるんだよなあ。。。

収まりが悪いというか。もっと間が欲しいというか。そして、曲の展開速すぎじゃね??

なんだろこの感じ…

  • 8分の6拍子だから?
  • アウフタクトだから?
  • 7小節だから?(どうも個人的に小節数が偶数じゃないとしっくりこない気がす(汗))

んーー・・・

移調譜つくってみた

楽譜どおりに ひいてから、C、G、F調に移調しましょう。

ということなので、例のごとく移調譜つくってみました。

この前みたいにダウンロードファイルとして置いておきたいとこだけど、さすがに完全に自分のオリジナル作品ってわけでもないんで、今回は画像で。

移調譜「谷を下れば in C, G, F」

やっぱヘ長調バージョンがちょっと苦手。。。

 

雑学パート:Down in the Valleyの謎

移調練習も含めて、何回も弾いてるうちにだんだん慣れてきて、違和感もだいぶ薄らいできましたw

「まあちょっとした違和感なんてよくあることだよな~w」

と、このまま流すところだったんですが、英語タイトルがちょっと気になってですね。検索してみたらいろいろわかったんで、書いておこうと思います。

え? in なの? in 要るの?

Down in the Valleyねぇ…。

  • ちょっとその「in」削りたいw
  • むしろ「on」とか「through」とか使いたいような……
  • いや、でも谷だから「in」なのか?う~ん…

なんか妙に「in」が気になっちゃって(;^ω^)、「down in」で調べてみました。

そしたら・・・、「down in ○○」っていうキーワード、けっこう出ましたw

ふ、普通にダウンの後にインって来るんだね…w 単に自分が英語知らないだけでしたわww (/ω\) ハジカシー

どうやら元ネタはアメリカのフォークソングらしい

で、検索結果をいろいろ見てみると、この曲の元ネタらしきものが見つかりました。

『Down in the Valley』っていう映画もありましたが、2005年のもので比較的新しい(少なくともこのテキスト『バスティン・ピアノ・レベル2』よりはずっと新しい)ので、これじゃないなと。

歌動画があったので、聴いてみたら曲がすごい似てたので、こっちやな!と。

練習曲は8分の6拍子でしたが、こっちはゆった~りしてます。

 

これ、「トラディショナル・アメリカン・フォークソング」らしいです。

Down in the Valley (folk song) - Wikipedia

It is a ballad played in the 3/4 time signature.

あ!やっぱり4分の3拍子なんだ!

あと、別名が「バーミンガム刑務所」らしいです。たしかに歌詞の最後に唐突に刑務所出てきてるけど、なぜ…?(; ・`д・´)

まとめ

てっきりバスティンオリジナルの練習曲かと思いきや、古典(いわゆる「クラシック」ではないけど、アメリカの伝統的な歌)のアレンジだったとは。どうりで。。。

  • 拍子を変えて(原曲:4分の3拍子→練習曲:8分の6拍子)
  • 曲の展開をはしょって、圧縮

だからなんか変な感じしたんだーなるほどね!

刑務所の謎だけはわからずじまいだったけど…まあいっか!

 

コメント

  1. こんにちは

    今日の歌は素敵ですね
    私好みのフォークソングです
    バックの絵もとても素敵で見入ってしまいました
    これってブログに載せても良いのでしょうか?
    絵と一味違って良さそうです♪

    • サララさんこんにちは!
      コメントありがとうございます!

      この歌、ゆる~い感じでいいですよね(*´ェ`*)
      動画もキレイですし。

      >これってブログに載せても良いのでしょうか?

      この動画ですか?
      OKだと思いますよ!共有禁止設定はされてないのでw

      それともYouTubeの動画一般のブログ本文への貼り付けのことですかね?
      動画に法的な問題がなければ、あとはブログの規約とかに差し支えなければどんどん貼り付けて紹介してOKですよ~
      (基本的にはアップロード主も嬉しいはず)
      YouTubeのページの動画下にある「共有」ってところを押せば、貼り付け用URLありますんで。

      記事内容を補完してくれそうな動画あったら、貼らせてもらってますw


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