いよいよ2巻最後の単元(?)ホ長調!
今回は主要三和音とその転回形(E, A, B7)を全部鍵盤図にしました!今までの表よりわかりやすくなったはず!
(画像はクリックで拡大表示します。)
Eメジャースケール(ホ長調の音階)
ミからはじまるドレミ
鍵盤上の位置
音名&詳しい指使いはコチラ
調号の順番
シャープは4つ。
楽譜上の順番は左からファ、ド、ソ、レだけど、
音階上では、ファ→ソ→ド→レ(上行)。下行の時は逆。
ミ、ファ♯、ソ♯、ラ、シ、ド♯、レ♯、ミ
Eメジャー(ホ長調)の主要三和音
いつもの3つ。Ⅰ、Ⅳ、Ⅴ7。
Ⅰ=E=主和音(トニック)
基本形(ミ、ソ♯、シ)
位置と指使いは以下の図の通り!
Ⅳ=A=下属和音(サブドミナント)
基本形(ラ、ド♯、ミ)は前回までさんざん弾いたからバッチリだけど、今回使うのは第2転回形。
Aの転回形一覧図
和音の転回=一番低い音が転がり出て、1オクターブ上に回って一番高い音になる
っていうのが伝わればいいんだけど・・・
クルリンチョっ!クルリンチョっ!
第3転回形はありません。これ以上転回しても基本形に戻るだけなのでw 三和音は基本、第1、第2の3種類でグルグル循環します。
第1転回形の指使いは、まだ確認が取れてないので●で表示。
今までのパターンからして多分
- 左手:5,3,1
- 右手:1,2,5
じゃないかとは思うんだけど・・・4和音のときみたいに「ええ~~っ」ってこともあるかもしらんからねw(汗)
で、今回使う第2転回形、上では図として見やすいように指番号の位置を揃えてあるけど、実際はもっと上の方を(黒鍵の間に指入れて)押してます。
こんな感じかな
ただし、これは飽くまで個人的な押し方なんで、それぞれご自分の手指に合った位置、角度を工夫してください。曲の流れでも変わってくるだろうし。
Ⅴ7=B7=属七の和音(ドミナントセブンス)
さて、、、B7かー
基本形確認
基本形は楽譜上ではこうなってるんだけど、、、
えーと・・・シ、レ、ファ、ラのうち、♯がレとファに効くから、
B7の基本形は「シ、レ♯、ファ♯、ラ」
と。音階上で確認してみると、、、
うん。ちゃんとEメジャースケール上だねw
いや、だって、属七の和音はいつも不安になるんすよw
- 音多いし(4和音)
- 未知のコードネーム(コードシンボル)だし
なので確認。
B7の転回形一覧図
くるりん、くるりん、くるりんパッ!
今度は4和音なので、基本形~第3転回形まで4種類あります。
第3がもう一回転回すると基本形に戻ります(1オクターブ上にはなるけど)
例によって、フルヴァージョンの指使いはテキストには1つも載ってません!><
載ってるのはコレだけ↓
B7第1転回形・第5音省略形の指使い
まあ、わざわざこんな全部の転回形を考えなくても、音階上で移動ドでシファソを押せばいいだけなんだけどねw
ホ長調の場合(2オクターブ)
固定ド | ミ | ファ♯ | ソ♯ | ラ | シ | ド♯ | レ♯ | ミ | ファ♯ | ソ♯ | ラ | シ | ド♯ | レ♯ | ミ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
移動ド | ド | レ | ミ | ファ | ソ | ラ | シ | ド | レ | ミ | ファ | ソ | ラ | シ | ド |
こうすればすぐわかる。でもいいんです。構造を理解したい人なんでw
しかし、前は「移動ドとかややこしいだけじゃん!」とか思ってたけど、和音と転回形を考える時はほんと便利。こういう場面では、移動ドさまさまm(_ _)mと言わざるを得ないww
予備練習
毎度お馴染み
Ⅰ→Ⅳ→Ⅰ→Ⅴ7→Ⅰ
の進行を両手で弾く練習。
和音 | Ⅰ | Ⅳ | Ⅰ | Ⅴ7 | Ⅰ |
---|---|---|---|---|---|
コードシンボル |
E 基本形 |
A 第2転回形 |
E
|
B7 第1転回形 第5音省略 |
E
|
固定ド | ミ・ソ♯・シ | ミ・ラ・ド♯ | ミ・ソ♯・シ | レ♯・ラ・シ | ミ・ソ♯・シ |
移動ド | ドミソ | ドファラ | ドミソ | シファソ | ドミソ |
いや~今回は図を頑張った!ww
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